四カカ布教委員会//NARUTOの最強イケメソ四代目火影と苦労性なはたけカカシを応援する委員会です♪
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2010/07/09 (Fri) 手をつなごう

『なぁカカシ?お前らもうヤッたのか?』
きっかけは、アスマのそんな問い掛けだった…







-手をつなごう-







ここは上忍の待機所。
任務がある日もない日も、大抵オレはここに居る。
先生が居ない部屋で、1人過ごしていてもつまらないし、ここには仲間も集まっているから。
それに、任務を終えた先生と一緒に帰ることができるし…ね///
今日もあまりランクの高い任務が入っていないようで、オレたち上忍には回ってこない。
そこで、オレとアスマ・ゲンマ・ライドウさんがヒマをもてあまして、くだらない話をしているところだったのだが…

そこで先のアスマの質問だ。
それを聞いた瞬間、ゲンマは飲んでいたお茶を盛大に吹き出し、部屋の隅に座っていたライドウさん(通称ムッツリ)は、ニヤリと一瞬 口角をあげた。

『やるってなにを??』
アスマの言う "お前ら" とは恐らく、オレと先生を指しているだろうことは分かる。
でも "やる" というのは何だろうか???
オレは本当に分からなかったので、素直に思った事を口にしたんだけど…
それを聞いた3人は、目を丸くして口をあんぐりと開け、アホ面を並べてオレを見ている。

部屋の中が変な空気になったのを打ち消すように、
『カカシ?お前…本当に知らないのか?』
『お前とミナトさん、付き合ってるんじゃないのかよ?』
『波風さん…可哀想だな…』
3人は我に返り、それぞれ思った事を口に出し始めた。

オレがそういう事に疎いだけなのか、それともただ単にアスマがマセガキなのかは分からないけれど…
恋人同士がする行為、いわゆる "ヤル" という事の内容を、アスマが事細かくオレに説明をし、それにゲンマが相づちを打ち、ライドウさんがじっと耳を澄ませる…という図式がいつの間にか出来上がった。

数十分間は聞かされただろうか?
オレはその衝撃的な内容にすっかり混乱し、耳から入ってくる言葉をただ頭の中で繰り返した。

オレと先生は、まだオレが幼かった頃から同居している。
オレが上忍になり、しばらく経った頃、勢い余って先生に『好きだ』と告げた。
先生もそれに応えてくれて、俗に言う恋人という間柄になったんだけど…
それでもオレたちは特に変わることもなく、今までしてきた通りの暮らしを続けていた。

変わったことといえば、おやすみのキスが額から口唇になった事。
そして先生はオレと同じベッドではなく、ソファに眠るようになった。

口唇へのキスは、最初のうちは恥ずかしかったけど、触れ合うと気持ちがフワフワして、先生の優しい気持ちが流れ込んでくるようで、オレはとても幸せな気分になる。
本当は、子供のころから慣れ親しんだ、先生の体温を感じて眠りたいけど、一度 不服を訴えたとき、先生は一言『けじめだから』と言った。
それが、やけに真剣だったので、オレはそれ以上何も言えなくなってしまった。

アスマたちに言わせると、先生は "我慢" しているらしい…

オレだって先生が好きだし、いつだって傍に居たいと思う。
でも、オレたちがいわゆる男女がするみたいな事を…………スル?
しかも裸になって…?いつものベッドで…?
そりゃ先生の裸なんて、子供の頃から見慣れてるけど…それとこれとは話が別だ。

先生はオレとヤりたいの??
じゃあオレは…??どうなんだ???

『やっと自覚したか?カカシ~?』
アスマのその言葉に思考を乱され、急に恥ずかしくなり俯いた。
オレはきっと今、顔だけでなく全身が赤くなっているだろう…
体温が2、3度あがったんじゃないか?と思うぐらい、身体が熱い。

『俺なんて、いっつも「カカシに手を出したらコロス」って言われてんだぜー?』とゲンマがヘラヘラ笑う。
『だから、おーおー、お熱いことで~。って思ってたんだけど…違ったか?』

う………………。マズイ…もう限界だ。これ以上ここには居られない。
先生が帰ってくる前に出て、先に家に帰ろう…こんな顔、先生に見せられない。

オレはそそくさと身支度を整えて、挨拶をする。
『みんな…色々教えてくれてありがとう。オレ、先に帰るよ…』

ガチャリ。
そう言い終わるか終わらないかのうちに、待機所のドアが開いた。

『ん!ただいまー』

(うわ………最悪だ………。)

『お疲れさまでぇ~ッスvv』皆が口々に言う。

先生はオレの姿を認めると、ニッコリ笑って『カカシ、ただいま』と言いながら近付いてくる。
オレは目を合わせられず、ただ『先生、おかえりなさい』と言うのが精一杯だった。

『ん?なに??カカシの顔どうしたの?赤くない??熱でもあるの???』
答えようとしないオレが余計ヘンに見えたのか、他の面々を見渡す先生。

するとアスマが『ヘーキですよ!病気の時とは違う熱ですから~』と答えた。

『!』
オレはそれを耳にした瞬間いたたまれなくなり、『先生!早く帰ろ!!!!』と叫んで、皆の顔を見ずに部屋から飛び出した。

あぁ…こんな態度じゃ ますます先生に変だと思われる…
とはいえ、他にどうしていいのかも分からなかったので、そのまま真っ直ぐ家に向かった。

先生がすぐに後を追ってくるのを感じながら…



********************



外気に触れ、少しだけ頬の熱が治まった頃、先生に背後から声をかけられた。

『カカシー?一体どうしたの?』
先生は、珍しく少しだけ息を切らして慌てている。
『あ…ごめんなさい。もう落ち着いたから…家に帰ったら、ちゃんと話します。』
『ん!そう?ならいいけど~』

オレは先生のこういうところが好きだ。
ちゃんとオレのペースに合わせて、物事を考えていてくれる気がするから。

『ところで夕飯はどうする?どこかで食べて帰ろうか?』
『いや…オレ、今朝 先生が出て行った後で、味噌汁とか…簡単なものは用意しておいたから…』
『えぇっ!?本当に?嬉しいな~。さすがオレのカカシvv』
『ちょっと!!!!先生…そういう恥ずかしいこと、大きな声で言わないで。』
『どうして~?オレは思った事はちゃんと口にしたいの!』
『う…///』

なんだ…そんなに気負うことなんてなかった…。
いつの間にか、いつものオレ達に戻っていた。

『ご飯の話したら、すごく腹減ってきたー。さ、早く帰ろう?カカシ』
『はい!』



********************



『風呂は後でいいやー。先にご飯食べたいな。』
家に着くなり先生はそう言うと、シャツとパンツのラフな格好に着替えた。

『すぐ用意するから、先生は休んでて?』
『ん、ありがとー^^』
先生はそのまま ごろんとソファに仰向けに寝そべってしまう。
オレはその姿を認めると、すぐに台所に向かった。

朝のうちに用意していたおかげで、それほど時間をかけずとも、食卓に今日の夕飯を並べることができた。
オレはその様を見て満足し、ひとつ頷くと先生の元へ足を運ぶ。

『せんせ?』
近付いても目を開ける気配がない…
(ん?どうしたのかな???)
更にそばに寄ると、すやすやと寝息を立てていた。
その姿があまりにも幼く見えて、オレは思わずフッと笑ってしまう。

先生は男だけど、とてもキレイだと思う…。
その姿も、その在り方も。
それから…先生はいつもオレのことをカワイイと言うけれど、それは先生にも当てはまるんじゃないかな。
今は閉ざされている印象的な青い瞳は、表情豊かにオレに語りかける。
大人みたいな子供みたいな…そういうところがカワイイなって思うんだ。

先生の逞しい胸が、規則的に上下しているのを見る。
スラッと伸びた四肢。
程よく筋肉のついた腕、大きな手のひら…
眺めているうちに、先刻の待機所での話がふと頭をよぎる。
この腕に抱き締められたら、きっと安心するだろう…
相手はこの世で一番大切な人だ。
何を恐れる必要がある????



……………試してみようと………思った。



オレは、緊張からゴクリと一度 唾液を飲みこみ、意を決すると、ソファに寝そべる先生の上に覆い被さった。
そして温かい胸に頬を寄せる。
何と言葉を発すればよいのか、思いあぐねていると…
先生はオレの頭をひとなでしてから、背中に手をまわし抱き寄せてくれた。
『ん?カカシ、どうしたのー?』
少し寝ぼけた声で、先生が問う。

どうしよう…恥ずかしくて顔があげられない…。
『先生…』
『なぁに?』
『オレ、今日みんなに言われたんです。先生が…我慢してるってこと。』
『え?オレがなにを?』
『先生とオレは…恋人同士……だよね?』
『もちろん そうだよー』
『オレと……………その…………ヤリたいですか?』
『ぶっ!ちょっとカカシ????なにを言い出すの?』
先生がそう言いながら笑う。
『笑い事じゃないです!オレはホントに心配して……オレが子供すぎるせいで、先生に辛い思いをさせてるなら…オレ……オレ…』
『カカシ…』

『先生となら怖くない!だから………』
そうオレが言っているうちに、今まで見えていたものが急に反転する。
逆にオレは先生に組み敷かれる格好になり、ひどく慌てた。
『せ、せんせ…?』

任務の時とは、また違った真剣なまなざし。
オレは真っ直ぐに射すくめられ、身動きひとつ取れない。
先生は無言のまま、オレのシャツに手を滑り込ませると同時に、首筋に舌を這わせてきた。
『!』
生まれて初めて捉える感覚に、オレはついてゆけず ただその波が過ぎ去るのを、じっと堪えて待っていた。
先生の手はオレの身体の至るところに優しく、だが的確に触れ続けている。
全身から力が抜けていくのを感じ『せんせ…』もう一度呼びかけた。

先生が顔をあげ、視線を合わせてきたが…



怖い…。



そこには情欲に濡れた瞳でオレを見据える、別人のような先生が居た。

すると先生がグッと顔を寄せてきて、一気に口腔内を蹂躙される。
いつもの優しいキスしか知らないオレは、自分の中に先生の舌が侵入してきたのに戸惑う。

息を継ぐ隙も与えてもらえず、苦しい…
これは何だ?
こんなのは知らない…
この人は本当にオレの先生?



『イヤだ!!!!!!!!』
目に涙を浮かべ声を荒げると、思わずオレは先生を突っぱねてしまった。

先生はひどく傷ついた顔をし、一言『ごめん』と呟く。

『頭を冷やしてくるね…』そう言って、先生はそのまま浴室へ消えていった。



********************



オレは身を起こすと、その場で呆然とした。
先生を傷つけてしまった…
自分から誘っておいて、いざとなったら逃げるなんて…本当に最低だ。
(先生がお風呂からあがったら、ちゃんと謝らなきゃ…)
そう決心し、オレは再びダイニングに戻り先生が来るのを待つ。

数十分後、風呂あがりの先生がやってくる。
『先生、あのっ!!!!!』
『ん!お待たせ~ご飯食べよっか。』
先生はすっかり普段の調子に戻っていた。

『その前に…さっきの………あの…えっと……ごめんなさい
『なに言ってんの?謝るのはこっちだよ。急にあんな事して嫌だったよね?もうしないから…ごめんね。』
『ちがっ!!!!嫌なんかじゃない!ただ…その…ビックリして……先生が先生じゃないみたいで…』
『ん、わかってるよ。』
『でも先生がシたいなら…本当にそれでもいいって思ってた…』
『心配しなくても、カカシがオレのことちゃんと想ってくれてるの知ってるよ。オレはね、カカシ…?君が存在してくれるだけでいいんだ。その他のことはゆっくりでいいでしょ?ね?オレたちの時間は続いていくんだし、焦ることなんてなにもないんだよ。』
『先生…』
ゆっくりと 先生の言葉が染み込んできて、思わずそこでまた泣いてしまった。
先生は『なんで泣くのー?』と困ったように笑っていて、オレはその顔を見た時 "この人を好きになってよかった" と改めて思った。

夕食のあと、今度はオレが風呂に入り、その日は久しぶりに同じベッドで眠った。
照れくさかったけど、とても嬉しかったんだ。



********************



オレたちは、身体を繋げないまま それからも相変わらずの生活を続けた。
たまに、不意に身体が触れ合うとドキッとしたけど、先生があの日みたいな瞳でオレを見ることはなかった。
少し寂しい気もしたけど、そうなるのはまだ先でもいいかな?と思える自分もいたりする。
キスの仕方は…あの日からだんだん変わっていき、少しは慣れたかもしれない?けれど…

今日も待機所からの帰り道、2人並んで家路を急ぐ。
昨日までの長雨で、道には大きな水たまりがあちらこちらにできていた。
話に夢中になっていたオレは、水たまりに足を突っ込みそうになっていたらしい…
咄嗟に先生に腰を引き寄せられ、思わずビクンと身体が反応してしまった。
オレは恥ずかしさに俯き、先生はパッとその手を離す。

『ごめんなさい』『ごめん』

…………………ぷっ。
同時に発した言葉がおかしくて、その場でしばらくの間 腹を抱えて笑った。

先生が、すっとキレイな手を伸ばしてくる。
『???』
『ん!カカシ、手をつなごうか?』
『えっ?どうして?』
『なんとなく?』

いつものオレなら、周りの目を気にして否定するけれど、今日は素直に先生の手をとる。

ゆっくりでいいと言ってくれた先生に、少しでも早く応えたいから、なるべく沢山触れ合っていこうと思った。
だから今は、手をつなごう…
ね?先生。



【完】



(2009.09.11 新)



こんにちは!
昨日の携帯投稿も、なんとかうまくいった様子(笑)
ホッとしました新ですww

このお話は、ミナトがまだ上忍で、カカシも同じ上忍だった頃のもの?
カカシとは子供の頃から一緒に住んでいるという、波風夫妻が幼馴染という関係図が公式となった今では、かなり強引な設定ですねww あはは~
そしてカカシが世間知らず過ぎて少々きもいです(爆)
これを友人に読んでもらったとき『ミナトの忍耐力に全忍界が泣いた!』という感想(?)をもらいましたwwwww
いやぁ…本当ならばヤッちまいそうな気もするんですけどね~
私の中のミナトには、カカシにどこまでも甘く優しくあって欲しいっていう願望があるんです。

1つの記事にするには少々長かったような気もしますが…
まだ不慣れなものでスイマセン;;;;;精進します。

最後まで読んで下さり有難うございました!

お話(ミナトx仔カカシ)※原作 |


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【プロフィール】

新と椋

Author:新と椋
四カカ布教委員会は、
書き物担当「新-しん-」と
描き物担当「椋-むく-」の
二人構成です。

【四カカ布教委員会】

四カカってマイナーなの?わたしたちの間ではメジャーでした(笑)でも世間ではどうもまだまだみたい…もっとこの2人を応援したい!そんな想いから発足しました。
四代目が好きなだけでもカカシが好きなだけでも、もちろん両方好きでも構いません。そっと貴方のおそばにぺたっとしてくれると嬉しいです☆
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