四カカ布教委員会//NARUTOの最強イケメソ四代目火影と苦労性なはたけカカシを応援する委員会です♪
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2010/07/15 (Thu) Happy Birthday Dear…③

【1月25日 23:37】

木ノ葉の里を一望できる丘、そこは誰も知らない2人の隠れ場所。
まだカカシが下忍だった頃、とある任務で 判断ミスをした。
その失敗で落ち込んでいた彼を、ミナトがここへ連れてきて、元気付けたというのが始まり。
それ以来、事ある毎に2人で この頂に立っては、互いに夢を語り、励まし合い、過ごしてきた。
カカシが成長し、ミナトが火影になった今でも 続いている。
暁に燃える美しい里や、静かに沈んでゆく夕日を、数え切れないほど眺め、時には満天の星の下で愛を囁き、口付けを交わす。
いつしか ここは2人の特別な場所となった。

『ん、さすがに この時間じゃ明かりも まばらだね。』
ミナトの眼下には、しんと静まり返った 平穏な里の景色が広がっている。
自分が火影となった今、己の命よりも重要なもの。
英雄になろうなどとは思わないが、全力を懸けて守ろうと誓った 愛すべき里。
でも今は、1人の人間として また1人の男として、たった1人の掛け替えのない存在に、ただ会いたい。

今日の執務は、意外と時間がかかってしまい、ミナトが屋敷を後にしたのは22時をまわった頃だった。
夕食を摂ろうと一楽へ寄ると、『誕生日だから』と言って おやじさんから一杯 ごちそうになる。
礼を言って店を出ると、そのまま此処へやってきた。
小一時間ぐらいは経っているだろうか?
『さすがに冷えてきた…』
風邪でもひいたら またカカシに怒られると思い、ミナトはその場を去ろうとした。

その時、『あっ!いた………。』聴き慣れた声がする。
そちらへ振り向くと、汗だくで苦しそうに肩で息をしている カカシが立っていた。
『えっ!?カカシ…?』



********************



実はカカシは、今から30分前ぐらいに里へ戻っていた。
まず家に走ったが、ミナトの姿が見当たらない。
それから すぐに今度は執務室へ向かう。
ノックをしても応答がなく、人の気配がまったくしない。
詰めていた暗部に行方を聞いたが、『もう帰宅なさった』と言われ、途方に暮れた。

『こんな時間に一体どこ行っちゃったのよ?先生…』
暫くの間 あてどなく歩いていたが、先生は里外に出たわけじゃないのだから、そのうち家に戻ってくるだろうと 気を取り直し、自分も家へ帰る事に決めた。

(今夜は星がきれいだ…)
慌てていたので、ここまでの道中 空を見上げる余裕などなかった。
『先生も どこかで見てるかな?』
そう呟いた時、カカシの頭の中に ふと1つのイメージが浮かびあがる。
(まさか…!あそこに行ってる?…とか?)

確か、子供の頃から あの丘が好きだと言っていた。
だからカカシにも見せたかったんだよ…と。
初めて案内された時、秘密基地を教えてもらった気分になり、不謹慎にもワクワクした。
ミナトが『たまに気が向くと1人でも行く』と言っていたのを思い出し、"行ってみる価値はあるか…"と、カカシは すぐさま駆け出した。



********************



『先生、ここで何してるの?』
『ん!それはこっちのセリフだよ?カカシ…』
そう言うなり、ミナトはカカシを抱き竦める。
『ちょ、ちょっと!先生いきなり何なの?苦しい!』
カカシはミナトの背中を ドンドンと叩くが、一向に力を緩める気配がない。
『先生?オレ、走ってきたから汚いし、汗くさいし…だから離して?お願い…』
『ん!だーーーーーめ!カカシが戻ってきたら、絶対に離さないって決めたんだから!』
『え?なに子供みたいなこと言ってんの?やめてってば!』
『やーーーだーーー!』
『ねぇ、オレさ?先生に言いたいことがあるんだよ!!!』
『なぁに?このまま言えば いいじゃない?』
『ちゃんと顔を見て言いたいの!』
『もー。わかったわかった…わかりましたよ~』
渋々といった感じで、ミナトはカカシをようやく解放する。

さっきは咄嗟に抱き締められて見えなかったけれど、カカシは ミナトの手に一輪の花があることに気付いた。
『先生、その花は?』
『ん?これは今朝、小さな女の子にもらったんだよ。萎れないように ちゃんと水で濡らしてあるんだ。家に帰ったら 飾ってあげようね?』
ミナトは その時の事を思い出し、ふふっと微笑んだ。

それを聞いたカカシが押し黙り、俯いてしまう。
『カカシ?どうしたの?』
『……………レ…だって……』
『ん?なに?』
『オレだって!!!今日は ちゃんと先生の傍に居たかったのに!誕生日なのに……なんで…こんな…』
急に悔しさが込み上げてきて、思わず声を荒げる。

(あー。オレってみっともない…。)

すると、ミナトが優しい声音で語り掛けた。
『ん!カカシが色々考えてくれてた事 知ってるよ?リンにも協力してもらってたんだよね?』
その言葉にカカシがハッと顔をあげる。
『えっ!?アイツ、先生に何か言って…た?』
『違う違う!リンからは何も聞いてないよ。ただ、今日になって ようやく"もしかしたら?"と気付いたんだ。ちょっと遅かったよね?ごめん…』
『いいんです。任務だったのは仕方ないから…。オレだって解っています。でも、オレが先生にどれほど感謝しているかって事を、知って欲しかったんだ。それに、日頃の お礼がしたかったから…。』

それに対し、ミナトは溜息交じりに切り出した。
『ねぇ、カカシ?』
『はい。』
『オレのこと好き?』
『えっ!?あ、はい。』
『キミはオレと一緒に居て幸せ?』
『はい。もちろん!…………って、一体なに???』
『一緒に居るのは、オレに何か見返りを求めているから?』
『いいえ!そんな事 思っているわけがないでしょう?』
『では何故、その気持ちが自分だけのものと考えるの?』
『え……!?』
『ん、オレも同じだってこと…わからない?カカシの存在そのものが、オレにとって生きる糧なんだよ?』
『せんせ…/////』
『カタチあるものなんて要らないよ。オレたちには、互いがあれば十分じゃない?』
と言って、ミナトはニッコリと笑う。
それは、カカシの大好きな表情 -かお-

『うっ…まただ……。』
視線を合わせていられなくなり、わざと少し外す。
『ん?どうしたの?』
『今日は…先生の誕生日なのに、まるでオレの方がプレゼントを貰っているみたいじゃない…。いつもいつも気の利いたこと…1つも言えなくて……オレ…』
『もう!この子はー!』幸せそうな笑顔のまま、ミナトはカカシを ふわりと抱き締め、額に口付けを落とす。
『キミが今、オレの腕の中に居る。これ以上のプレゼントは他にないよ?』
カカシは おずおずと顔をあげると、再びミナトと視線を交わした。

(先生も……顔が赤い…?)

星の光しか頼るものがなかったが、確かに そう見える気がする。
"オレも同じ"だという先ほどの言葉を思い返した。

(さっきから うるさく鳴っている この心臓の音も、一緒なの…かな?)

自分ばかりが一方的に好きなわけじゃない…。
また1つ、ミナトは自分の気持ちを カカシに対し、明確に示してくれた。

『先生?』
『ん?』
『まだ…ぎりぎり間に合ってるかな?』
『ん、そうだね。』
『じゃあ…』
カカシは一呼吸すると、精一杯の想いを込めて告げた。

『誕生日おめでとう。大好きなオレの先生…』



【完】



(2010.02.01 新)



■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

こんな感じです(笑)

①がカカシ視点、②がミナト視点…だったので、最後の③は両方の視点から?読めるようにしてるつもりなんだけど…なってるのだろうか?←

私は文章を書くのが好きです。
が、全くの素人なので…思ったことを 素直に表現するというのが やっぱり難しい。
書き始めはこんなつもりじゃなかったのに、最終的にとんでもない方向に話がいってしまったり?なんて事はよくありますww

少しでも気に入って下さる部分があれば幸いです。

大人カカシとの捏造CPが好きと、公言している割には…今のところ話が1つもあがってないじゃないか!という事に、たった今 気が付きました(爆)

次は大人同士のアレでいってみようと思います←

お読み下さり有難うございました!

お話(四代目x仔カカシ)※原作 |


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【プロフィール】

新と椋

Author:新と椋
四カカ布教委員会は、
書き物担当「新-しん-」と
描き物担当「椋-むく-」の
二人構成です。

【四カカ布教委員会】

四カカってマイナーなの?わたしたちの間ではメジャーでした(笑)でも世間ではどうもまだまだみたい…もっとこの2人を応援したい!そんな想いから発足しました。
四代目が好きなだけでもカカシが好きなだけでも、もちろん両方好きでも構いません。そっと貴方のおそばにぺたっとしてくれると嬉しいです☆
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