四カカ布教委員会//NARUTOの最強イケメソ四代目火影と苦労性なはたけカカシを応援する委員会です♪
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2010/08/05 (Thu) 告白 -前編-

※今年のバレンタインの時に書いたもの。【Happy Birthday Dear…】の続き?のような感じです。宜しかったらソチラも併せてお読みになって下さいね♪※





告白 -前編-





『先生、今日はなるべく早く帰ってきてくれる?』
生真面目なカカシは、滅多にワガママを言わない。
そんな彼の可愛らしい お願いに、ミナトは自然と自身の顔が綻ぶのを感じた。
『ん!カカシの おねだりなんて珍しいから…オレ、張り切っちゃおうかなー?』
ニッコリ笑って視線を合わせると、途端に紅潮するカカシの頬。
上目遣いに『ありがとう』と小さな声で言われたら堪らなくなり、ミナトは反射的に細い肩を抱き寄せてしまう。
『ちょ!先生!?』
『んー。執務なんか このまま休んで、カカシとずっと こうして一緒に居たいな。』
『バカな事言わないでよ!先生!そんな事されたら、オレが困る……じゃない///』
『はいはい。わかってますよー。』と、素直にカカシを解放する。
玄関先での そんな他愛のない やり取りも、2人にとっては大切な時間だ。

軽いキスを交わし、微笑み合う。
『気をつけて 行ってらっしゃい』
『ん!行ってくるね!』

パタン…
扉が閉じると、カカシは自分の頬をパシッと一度 叩き、気合を入れた。
『さて、はじめるとしますか?』
小さく つぶやくと、台所へ向かう。

今日は2月14日。
言わずと知れた"バレンタインデー"…
自分の想いを、恋人に伝える日だ。

カカシは、3週間前のミナトの誕生日に、結局なにもしてあげられなかった。
おまけに言いたいことの半分も言えず、うやむやになってしまい、とても後悔している。
ミナトは『気にしないで』と言っていたけれど、自分自身では とてもじゃないが納得できない。
だから今日が非番と知った時、心の中で密かにガッツポーズを決めてしまった。

(2月14日は挽回の日にしよう!)

その日から"自分には何ができるだろう?"と、あれこれ考えてみたのだが…
何せ先生は火影だ。
里外へ連れ出す旅行などは、できそうにもない。
そうなると、家の中で出来ること…?
結論は簡単だった。

『普段より手の込んだ料理を食べてもらう。』

最近 疲れている様子だし、ミナトに家でゆっくりしてもらいたいという気持ちもある。
実は誕生日の時、カカシがリンと よく会っていたのは、料理…主にケーキの作り方を教わっていたからだ。
その特訓の成果も披露したいと、カカシは考えていた。

誕生日の時に覚えたケーキは、普通の生クリームのデコレーションケーキ。
今回はバレンタインなので、自分なりにアレンジして チョコレートケーキを作ろうとしている。
カカシ自身は甘いものは あまり好きではないが、ミナトは割とよく口にしていると思う。
『先生、喜んでくれるかな…?』

"誰かの為に何かをする"という事が、こんなに楽しいと感じるなんて、カカシは今まで知らなかった。
ミナトとの日々は、穏やかだったり激しかったり色々だけど、今 カカシは本当に幸福を味わっている。

(この気持ちが先生にも伝染したらいいのに…)

ミナトが戻る夕方までに、完璧に仕上げたい。
そう思い、カカシは脇目もふらず作業に没頭した。

********************

『よし!準備オッケー。』
気付くと日が傾きかけていた。
(ふぅ…。何とか間に合った。)
自分が思っていた以上に、チョコレートケーキも上手く焼けて、カカシは満足した。
暫く そわそわと落ち着かない時を過ごす。
どれぐらい経っただろうか?
扉の向こうに神経を集中していると、愛しい者の気配が近付いてくるのが分かった。

(あ、先生だ!)

数秒遅れて鳴るチャイム。
ピンポーン…
『はーい。』
パタパタと廊下を走り、玄関に向かうカカシ。
『おかえりなさい!先生!』
『ん!ただいま、カカシ』
扉を開けると、両手に紙袋を いくつも ぶら下げたミナトが立っていた。
紙袋の中身は、キレイにラッピングされた色とりどりの贈り物。
恐らく女の子たちからのチョコレートだろうなぁ…と、カカシは ぼんやり考える。

先生は、若くして火影になった。
そして目を引く この容姿に加えて、気さくな人柄…
女の子に人気がないなんて事は、あり得ない。
現に自分の同僚や先輩くの一たちからも、先生のことを あれやこれやと聞かれたりもするしね…?

(だからってソレ…家に持って帰ることないでしょ…?)
カカシは思わず溜息をつきそうになった。
そして、ミナトが玄関に一歩足を踏み入れた時、信じられない事を耳にする。

『うわ…家の中まで甘い匂い?』

それを聞いた瞬間、カカシは凍りついた。
明らかに"うんざり"といった感じの その言葉に、怖くてミナトの顔を見ることが出来ない。

(オレ、男のくせに浮かれてこんな事して。先生に呆れられる!)

『先生、ごめんなさい…』
気付いた時には走り出していた。
慌てて呼び止めるミナトの声が後ろから聞こえたが、恥ずかしいのと悔しいのとで、頭の中がぐちゃぐちゃだった。
目指す場所などなく、ひたすら遠ざかろうとする。
カカシの瞳には、うっすらと涙が滲んでいた。





後編へ続く…





(2010.02.14 新)

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

こんな真夏にバレンタインの話を持ってきてスイマセン(笑)
ここを立ち上げる前に書いたものが、まだ残っているので…
お付き合い下さいねぇ;

これは…自分で書きながら『新婚か!!』と突っ込みたくなるような内容だったのを覚えています(恥)
後編もじきにアップしますので!どうぞ宜しくです☆

お話(四代目x仔カカシ)※原作 |


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新と椋

Author:新と椋
四カカ布教委員会は、
書き物担当「新-しん-」と
描き物担当「椋-むく-」の
二人構成です。

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