『サスケ』
俺を呼ぶ声に振り返る。
『兄さん!どうしてここに?』
そこには思いがけない人物が立っていて、嬉しくなり思わず駆け寄った。
『任務が早く終わったので お前を迎えにきた。家には誰も居なかったからな。』
『うん。父さんも母さんも寄り合いに出かけていったから…』
『留守番をしていろと言われたのではないのか?』
『あ。そう…なんだけど。』
両親の言いつけを守らなかったので、ばつが悪くなり俯く。
兄さんは ふっと笑って、俺の髪をくしゃくしゃと かきまぜた。
『なにするの!?』
子供扱いに むっとして兄さんを見上げる。
『そう怒るな、サスケ。』
『俺はもう小さな子供じゃないんだよ?』
『それでも お前はいつまでも俺の大事な弟だ。』
突然の言葉に驚いて 何も言い返せないでいると、さっと抱え上げられてしまう。
『…/////』
『さぁ、母さんに怒られる前に帰るぞ?サスケ。』
俺は、照れ臭さを誤魔化すように、早口で告げた。
『うん…でもいつか ちゃんと修行にも付き合ってよ?』
『あぁ。』
俺が首に手をまわし 身を任せると、兄さんは 家に向かって ゆっくりと歩き出す。
早く兄さんのように立派な忍になりたくて、焦ってばかりの俺だけど…たまには甘えてもいいのかな?
大好きな、俺の兄さん。
いつもお世話になっている「一楽」のかなた様への捧げものです☆
リクエストは「うちは兄弟」で、しかも仔サスで頂きました。
特に腐要素についての指示はなかったんで、どっちでもいけるように描きました←
最初の設定は、修行で足を怪我したサスケを抱っこするっていう設定だったんですが、怪我してボロボロなのもどうよ?と思い、「わーい!兄ちゃん大好き!!」と言いつつ飛び付くサスケを軽々キャッチするイタチ。っていう猫的設定で描かせて頂きました。
「うちは」と言えば猫だろう。ということでね(笑)
それにしても仔…の時はかわいかったよな~(遠い目)
素直でお兄ちゃん大好きで幸せそうだった…
ナルトもかわいそうだが、サスケも相当悲劇ですよね。
ひねくれてしまったのも仕方がない。
いや、それでもアカデミーに真面目に通っていたのはエライと思うぞ。
兄は兄で色んなものを背負っていたわけだし…わ~暗くなるからやめようw
普通に生きてたら、モテモテ兄弟だったでしょうね。
捧げもの…色々描けて楽しいです☆
サスケもイタチも単品で描いた事はありましたが
一緒にっていうのはなかったので、楽しく描かせて頂きました!
有難うございます~
(椋)
っぎゃーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!
UPするのが遅くなり申し訳ございませんでしたぁぁぁぁ~
いい加減にしないと椋に刺されそうなので、どうにかこうにか…(滝汗&土下座)
そして、駄文も つけてみたんですが;;;;;
突発で書いたので、本当に駄文になってしまったという(爆)
かなたさん!!!!!ごめんなさい~!
こっ恥ずかしいので、椋の絵だけお持ち帰り下さいね←
芸コンのときと同様、一人称やら口調やら色々と間違ってるかもしれません(笑)
そして皆さんの思い描く うちは兄弟の図とは、全然違っているかもしれません…
ですが私の中では『うちは兄弟=究極のブラコン』だと思っているのでww このような結果になりました☆あはは
少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
かなたさん♪いつも有難うございます!
椋も楽しんで描いたようですし、宜しかったら また お題を振ってやって下さい←
これからも宜しくです~☆
さてさて、巷では巻ノ五十三が発売になりましたね。
私は2冊 お買い上げしましたがなにか(笑)
いやぁ~表紙が素敵でした
特にミナトの手!!!!!手がね!!!!!うっとりします///
この一連のくだりを本誌で読んだとき、というかクシナとの過去話が明らかになったとき、自分の中での感情がぐちゃぐちゃになった覚えがあります(爆)
でも他の四カカスキーの皆さんも、同じように感じているんだな…ということも分かり、その時は一旦落ち着いたんですよ。
ですが今回!コミックスが発売になったことにより、その波が再び押し寄せてきちゃいました…あ~あ。
近いうちに ここで吐き出させてもらうかもしれません。
その際はお付き合い宜しくです☆
(新)
捧げモノ |
| TOP |