四カカ布教委員会//NARUTOの最強イケメソ四代目火影と苦労性なはたけカカシを応援する委員会です♪
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2010/11/21 (Sun) 恋

※カカシの片思い話です。見事にフラれますので、悲恋が苦手な方は読まないで下さいね;ちょっと暗い…かな?※







(以下より本編です↓)







【恋】

夜露に湿った下生えを踏み分けて、野営地をそっと離れる。
月の傾きで時刻を判断すると、そのまま まっすぐに見張台へ向かった。
開けた高台に足を一歩踏み入れ、目を凝らすと、岩の上にじっと座る人影が見える。
『ミナト先生』
迷わずにそう声を掛けると、その人物はこちらに振り返った。
『ん!カカシ?もう交代の時間?』
『はい。そろそろです。』
『そうか…残念だな。』
『え?なんで?』
『ん、見てごらん?カカシ。今夜の空は格別にキレイなんだよ。』
言われてみて初めて空を見上げる。
そこには数えきれないほどの星が、辺り一面 瞬いていた。
『うわ…本当だ…』
思わず呟くと『ほらね?』と先生が嬉しそうにニッと笑う。
その顔を直視できなくて、オレはだまって先生の隣に腰掛けた。
『ねぇカカシ?もう少しオレもここに残っていいかな?』
『それは………ダメです。』
『えぇっ!?どうして?』
『規則ですよ。』
先生は『ちぇっ』だの『けちーっ!』だの、ぶつくさ文句を言いながら立ち上がると、大きく 伸びをした。
『仕方ない、テントに戻るか…。』
『はい、そうして?先生も任務で疲れているんだから、きちんと睡眠をとってくださいよ。明日は、強行軍で里へ帰還するんでしょ。』
『ん、そうだね~』

(ホントに天然なんだから困る。……………オレの気も知らないで。)

先生の方を仰ぎ見ることもせず、膝を抱えて眼下に広がる森を眺める。
すると、急にクスリと小さく笑われた。
『ん!カカシ、またオレのこと"先生"って呼んだ。』
いつまでも立ち去ろうとしない先生にムッとして視線を向けると、思いのほか近くにある蒼い瞳。
じっと見つめられて、ドキリと心臓が跳ねた。
うろたえている事を悟られない為に、必死で言葉を紡ぐ。
『なに言ってるんですか?先生は、ずっといつまでもオレにとっては先生でしょ。』
『ん、そうだけどさ。こうしてお互い一上忍として任務にきているのに、その仲間に先生って呼ばれるのも変な話じゃない?またクシナにからかわれちゃうな~』
言いながらあの人の顔でも思い浮かべているのだろう、先生の顔が一瞬でほころぶ。
こんな表情をさせる事ができるのは、後にも先にもきっと彼女だけだ。
先生の口から、その名を聞くたびに胸がズキリと痛む。
今まで、なんでもないようなふりをして過ごしてきたけれど、もう こんな事は終わりにしたい。

そう、オレは先生に とても苦しい恋をしていた…。

意を決して切りだす。
『先生…あの。』
『ん?なぁに?』
『こんな事言われて迷惑だと思うけど…。オレ、本当の気持ちを言います。』
『ん』
『オ、オレは…先生がとても好きでした。その…あの…普通の人が異性を好きになるみたいに…って意味で、です。』
(あぁ、とうとう言ってしまった…。)
先生の目を見ていられなくなり、俯いた。
『気持ち悪いこと言って、ごめんなさい。』
『ん?どうしてそう思うの?』
『だってオレ、男だし…。こんなのおかしい。』
『オレはおかしいとは思わないよ?素直に嬉しいと感じた。でもカカシ?「好きでした」って事は、今はもう違うのかな?』
『はい。それはさっきまでの自分がって事です。先生に伝えたことで、もうオレの中では終わりにします。先生がこの気持ちに応えてくれるなんて事は、この先ずっとないと分かっていますから。』
『ん、そうなんだ…。』
(これでようやく終わった…。)
オレは安堵して深く息を吐く。
すると突然、先生の腕がオレをふわりと包み込んだ。
『!』
踵を返すだろうと思っていただけに、動揺して言葉が出てこない。
先生が静かに告げる。
『カカシ、ごめんね。でも、ありがとう。』

********************

オレの長年 溜めてきたものが、こうして一晩にして消えた。
"ありがとう"
なんて優しく、残酷な言葉なんだろう。
きっと先生は他にもたくさん言いたい事があったとは思うけど、それを全てその言葉に込めてくれたんだと思う。
オレは結局 いつまで経っても生徒 -こども- で、自身だけで抱えきれなくなったものを、先生に押しつけてしまった。
でも、少しぐらいオレという存在を、先生の中に住まわせてくれてもいいでしょ?
先生とは別の道を歩こうと、ようやく決意できたのだから、これが生徒としての最後の我が儘。

そしてオレは翌朝、暗部への転属願いを 三代目に申し出た。



【完】



(2010.06.16 新)


━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

あぁ~!カカシの失恋話なんて書いてしまって、すいませんでした;
原作でミナトとクシナが幼少の頃からの知り合いだったと描かれた時、私の中の四カカ理想像が うっかり崩壊しそうになったんです(笑)
今後、四カカは もう書けないかも…と思う程にwwwww
6月といえば、布教委員会を立ち上げたときでもありまして…始まった早々これかい!!!!と自分で突っ込みたくなりました(爆)
まぁ、人間とは便利なもので、今では立派にスイッチをオンオフできるようになりましたけどね☆←

この話は、そういうモヤモヤしていた時期に突発で書いたもの。
原作設定でいくならば、カカシはフラれるしかないじゃんか!と思って…
でも実際にこうやって文章にしてみたら、本当に悲しくなってしまって(笑)あぁ自分は末期だなと思いましたww
これだけで もう十分なので、片思いで終わる恋の話は 二度と書かないと思います。

巻ノ五十三について少々…
今年度、私の中での流行語大賞は『君の男にしてくれた…!!』(by 波風ミナト)です(笑)
あんなに大変なシーンなのに、私は このセリフばっかり気になっちゃって仕方ありませんでしたよ!
あぁ、この人って本当に素で こんなに恥ずかしいこと言えちゃうのね…と思ったら、これからも どんどんカカシに対して恥ずかしいこと言わせてしまえばいい!と…気が楽になった?みたいな感じでww(大きな誤解ww)
これからも拙宅のミナトは、カカシにベタ惚れ甘々で生きていくと思います☆
どうぞ宜しくお願いします!
最後までお読み下さり有難うございました~

お話(ミナトx仔カカシ)※原作 |


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【プロフィール】

新と椋

Author:新と椋
四カカ布教委員会は、
書き物担当「新-しん-」と
描き物担当「椋-むく-」の
二人構成です。

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四カカってマイナーなの?わたしたちの間ではメジャーでした(笑)でも世間ではどうもまだまだみたい…もっとこの2人を応援したい!そんな想いから発足しました。
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